ニューバランス(New Balance)のアイコンスニーカー「M1300」から、初の日本製「M1300JPJ」が登場。ユニセックスモデルが、2020年7月17日(金)より、東京・日本橋浜町に同日オープンするコンセプトストア「ティーハウス ニューバランス」、ニューバランス公式オンラインストアで発売される。
「M1300」から初のメイドインジャパンモデル
「M1300JPJ」は、「M1300」のオリジナルモデル発売35周年を記念して誕生するもの。「M1300」は1985年から現在にいたるまで、オリジナルに準じたメイドインUSAかつヌバック&メッシュのアッパー素材でのみ復刻されてきたが、今回はオリジナルのカラーやディテールはそのままに、メイドインジャパンかつ最高級国産フルヌバックレザーに素材をアップデートして発売される。
日本の工房でフルハンドメイド
「M1300JPJ」は、ニューバランスとグローバル・パートナーシップを結んでいる日本の工房「ミムラボ(M.lab)」で製作。普段はアスリートに向けたパフォーマンス・ランニングシューズを製造している職人たちが、レザーシューズ本来のクラシックな製造工程を用いて、フルハンドメイドで仕上げている。
メイドインUSAでは機械を用いて吊り込みをするところを、1足1足手作業によって行っており、「M1300」伝統のシルエットである「SL-2」ラストの形状により沿った、フィット感のあるシューズを作り上げた。
国産の最高級レザーを使ったアッパー
アッパーには、100年超の歴史を持つ日本を代表するタンナー「山陽」が厳選した、きめ細やかなステアハイドを採用。
ステアハイドは、牛一頭、1スキンの染色工程で色ブレやばらつきが大きくでること、また高コストであることなどを理由に、スニーカーにはメイン素材として採用されることが少ない素材だ。今回は、染色可能なステアハイドの選定と、国産の丁寧な染色作業によって、アッパーへの起用が叶った。